楠の木学園 朝の体操 「ブレインジム」ってなに?(1)
ブレインジムは1980年頃のアメリカで学業不振の大学生をサポートする研究活動の中から生まれました。名前のとおりに、ブレイン(脳)をスッキリさせるジムナスティック(体操)です。楠の木学園では五年ほど前からこの体操を朝のホームルームや授業の中に取り入れています。26種類あるエキササイズは 、誰にでもできるシンプルな動きばかりなのですが、繰り返しているうちに予想を大きく上回る効果があり、生徒達だけでなく大人の私たちにとっても、ストレスを軽減させ、日々自分らしく楽しく生活する助けとなってくれることが実感としてわかってきました。そこで日頃からご支援いただいている楠の木便り読者のみなさまにも体操のやり方と効果について紹介させていただく事になりました。どうぞおつきあい下さい。
水を飲もう!(Sipping Water )
私たち(大人)の体の7割以上(子どもは8割以上!)が水でできているそうですが、ブレインジムで最初に行うエキササイズが「水を飲むこと」です。水の飲み方にはコツがあって(英語ではSipping Water) チビチビと少しずつ飲みます。一気にがぶがぶ飲むとトイレに行く回数は増えますが、これでは必要な水が体の隅々まで行きわたらないということです。イメージとしては鉢植えの花に水をあげる時の様子に似ています。一度に植物が必要とする一日分の量を注ぐと、鉢の下からかなりの量が流れ落ちてしまいたくさん無駄になります。これに対して、根に少しずつ何回にも分けて水をあげれば、植物は効率よく必要な量の水を根から取り込むことができます。砂漠で一日にコップ一杯の水でメロンを実らせる栽培法がありますが、やはり同じように根に少しずつ水を垂らしてあげるそうです。一口分の水を口に含んでゆっくり飲み下すと、私たちの舌の裏にあるセンサーは水が来たことを感じ取り、それだけで気持ちがほっとするそうです。よく、水ではなくてお茶ではダメですか?と聞かれることがありますが、ブレインジムのインストラクター養成コースで学んだ時に「お茶はジュースやスープと同じように体は食べ物として認識し、胃から小腸、大腸と体の中を通っていって吸収されるので、飲んでから体中に行きわたるのに30分以上かかることもあります。」なんて話を聞かされました。これでは子ども達が何か新しい学びに取り組むための準備としては時間がかかりすぎです。(水なら早いときは飲んでから2?3分で体中にしみ通っていくそうです。)しかもカフェインの入った飲み物だと利尿作用が働いて体から水分がさらに抜けていくことにもなりかねません。ですから、仕事でもプライベートでも何か苦手なことやハードな課題に取り組むときには、どうぞみなさんまずは水をチビチビと飲んでから始めてみてください。特にストレスを感じているときに人の体はたくさんの水を必要とするそうです。私の個人 的な体験としては、毎朝ラッシュアワーの電車に乗り込む前に水を飲むようにしたら、立ったまま集中して楽に読みものができるようになりました。 座席に座ると心地よすぎて居眠りしてしまうので、最近では席が空いていても立って読み物をするようにしています。私はブレインジムと知り合っ てから、それまで自分に水が不足していることをに気づけていなかったことがわかりました。どうぞみなさん、だまされたと思って、こまめな水分 補給をお試し下さい。
次回は頭をスッキリさせるツボを刺激する方法をご紹介します。
(神田誠一郎)
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